院長ご挨拶

有⽥病院は、昭和33年、新発⽥市街地五⼗公野の⽥園地帯を潤す加治川の上流に開設。以来今⽇まで 数次の増築、増床を重ねてまいりました。

当院は医療の倫理に基づき精神科病院の使命である「障害者の⼈権の尊重」「社会復帰の促進」を⼤きな⽬標として運営をすすめております。その後、平成12年には今までの入院病棟を改築し、急性期、療養、認知症疾患治療の機能別に分け、治療の効率性と生活空間の改善を実施しました。

令和2年には新潟県の指定を受け、認知症疾患センターを開設いたしました。これにより増加の一途をたどる高齢者の精神疾患、主に認知症患者様の治療・予防に専門的な立場からの治療活動が可能になるものと考えております。高齢者が住み慣れた場所で、安心して生活していくことが出来るような、地域づくりのお手伝いができるよう努力してまいります。

現在、時代の変遷に伴い、精神科医療は確実に入院治療から外来治療へと大きく流れは変化しております。今後、入院患者様の退院促進、地域移行、定住活動をさらに推進していくためには外来部門全体に渡る変容が必要なことから、当院では現在、新外来棟の建設に着手しております。この部門が完成することにより、地域包括ケアシステムの構築を通して更なる地域貢献が実現できるものと期待しております。

我々職員⼀同は、地域医療の観点から、各医療・福祉・行政機関と連携を密にし、地域にあっては何を求められているかを充分に把握するよう努⼒し、研鑽を重ねてまいります。今後も精神科医療の将来像を模索しつつ、ノーマライゼーションの立場に立った安全で信頼のおける医療・福祉サービスの提供に全力を尽くしてまいります。

有田病院 院長 有田 要

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